近畿大学(大阪府東大阪市)は、養殖魚専門料理店「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所 銀座店」を、本日12月4日(水)午前11時30分に東京の銀座コリドー街にオープンいたしました。
これは、今年4月グランフロント大阪内に出店し、未だ行列が絶えない人気店となっている大阪の1号店に続く、2号店となります。

オープンにあたり、本学学長 塩﨑均、水産研究所所長 宮下盛、株式会社アーマリン近大代表取締役 逵浩康によるテープカットと除幕式を行いました。
また当日は、オープン前から11時30分の開店を待つ人々の列ができ、開店時には店の周りにおよそ70人の長い行列ができました。
店舗内の一部の座席を予約席として、11月25日(月)から12月分のご予約をお受けしていましたが、すでに満席となっています(当日席はございます)。1月分の予約は、12月16日(月)10:00から下記の電話番号で受け付けいたします。
予約受付電話番号:(03)6228-5863
【店舗概要】
名 称:「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所 銀座店」
所 在 地:東京都中央区銀座6丁目2番先 東京高速道路山下ビル2階
電話番号:(03)6228-5863
営業時間:ラ ン チ 11:30~(ラストオーダー14:00)
ディナー 17:00~23:00(ラストオーダー 22:00)
※食材が無くなった場合、終了することがございます。
店舗面積:57.44坪(189.89㎡) 57席
経 営:株式会社アーマリン近大
企画・コーディネイト:サントリービア&スピリッツ株式会社
店舗設計・商品企画:株式会社ミュープランニング&オペレーターズ
店舗運営:株式会社ダイナック
【日本の大学では初めての試み】

「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所 銀座店」では、近畿大学水産研究所が育てた安心・安全、そして美味しい養殖魚を中心とした魚料理を提供します。さらに、魚類以外の食材でも、水産研究所が所在する和歌山県の協力を仰ぎ、和歌山県産の食材にこだわることも大きな特徴です。同じ和歌山で育った食材と近大産の魚類との相性の良いコラボレーションメニューをお楽しみいただけます。
運営等については、飲食ビジネスに精通したサントリーグループがパートナーとしてトータルサポートします。大学が研究の成果として自ら生産したものを、産官学が連携して専門料理店で消費者に直接提供するケースは、大阪の1号店が日本で初めての試みであり、銀座店はその2号店となります。
【教育、研究の場としての役割】
研究成果を料理として提供するだけでなく、消費者からの味・価格等の評価を研究現場にフィードバックし、更に安心・安全、そして美味しい養殖魚の育成に生かします。
また店舗では、文芸学部芸術学科造形芸術専攻の学生が制作した食器の使用、農学部食品栄養学科の学生によるメニュー考案など、近畿大学の学生が日頃の研究成果を生かして参画しています。今後も、インターンシップなどを通じて、順次、他学部へも実学の場として広げていきたいと考えています。